WORDS ROOM


さよなら   

もういい
そう思ったらとてもらくになったね


しかたない
そう考えたら少しはきがはれるかな

『さよなら』


killing you

殺せ殺せ殺せ
この欲も本能も切望も
満たされないものを持ちつづけて
コワレていくなら

もう 殺してしまいなさい
あのときのように



white out   

行くところなんかなかった
ここにはいられないと 思っても
どこにも 行けるところなんてなかった

ぎりぎりになって はじめて 気付くなんて

ここまでひとりだと 思っていたなんて


ケモノと獣

このうでと胸に残る
赤いつめあとが
ゆるせなかった肌への 復讐

だれを責めるの?
見えないサケビを だれに伝える?

かきむしって えぐりだして 目の前にさらして
一番の穢れた部分だけを
あなたに見せたら
それでも ここにいてくれますか?
それでも きらわないでいてくれますか?

不安と理性 ケモノと獣
そうして わたしは だれを責めるの?



アイ ノ コクハク   

目ヲ閉ジテ
横タワッテ
呼吸止メテ
ソウシタラ
キススルノ
好キナダケ
好キダカラ


「    」

もう
どうしよう



「****」   

期待なんて しない
望みなんて 持たない
そうしたら 不安も なにも
生まれなくてすむの

――――――モウ、壊シチャエバ?


「そうして キミは うつむく」

ねえ、キミがここに必要だなんて
だれか一人でも言ってた?

なにを そんなにしがみついてるの?

いらないよ キミなんか。
ホラ、だれもキミなんかイラナイ。

幻想と妄想にしがみつくのなんかやめちゃいなよ

……………見苦しいよ。


 正 論 

正論でカタがつくようなら
こんなに悩んだりしない

この精薄なこころでさえ そうなのだから

正論でカタがつくことなら
ぼくらは  ひつようなかったんだ



W o r d s   

結局  最後は言葉でしか安心することの出来ない
このこころの脆弱さ
もっとも不確かで  もっとも信用のならない
たったひとつの  呪詛

ああ  もう
嘘でもいいのです
だからどうか  そのことばでワタシを呪縛してください


 ぼ く ら 

なにがほしいの
なにがしたいの

きみがやろうとしなければ、なにもはじまりはしないのに。



マイクロ・サ−ジャリ−   

感じることをやめたこころ
思い出すのを拒否した海馬

細胞全てで否定される わたしというもの


「 ア イ タ イ 」

あしたがみえない 不安のなかで
いつもの現状に 甘んじている
たとえば あなたがいなくなっても
いつもの現状だけは 変わらなく続く


『 あ い た い 』   

あいたい のです
いまなんて もう どうでもいいから
ただ この こころの すべてが
いたいくらい あいたいと いうのです


B O R D E R

相反した わたし

耐える、ということの 限界

加速するしかない 不安

だれも、だれも、だれも、

だれも あたしを 知らない


ア ト モ ス フ ィ ア

空気になりたい
とくに二酸化炭素あたり
いつでもそこにあってあたりまえ
だけどだれにも気にされず
自身がなにをするでもなく
たまに光合成をたすけてみたりして
ただ空気中に含まれ、ただよう
炭素と酸素の接合体

なにもかんがえないで
なににも気にされないで
そこにそんざいするだけのもの

わたしをわたしにかたちづくっている
このさいぼうをかたちづくっている
分子と分子をつなげるちからさえ
このちからさえなかったら

このちからさえ なかったら
あたしは 大気に拡散していけるのに


さ が し て

あたしは こころをかくします
だれにも なにをも きづかせず

あたしは ことばをかくします
だれをも じぶんも きずつけず

あたしは じぶんをかくします
あなたに あたしを みせられず

あたしは あたしをかくします
すべての あたしをかくします
ないてる あたしを かくします…



告 白

すきになって ごめんね。
わたしはあなたがすきだけど
「すき」としか言えない自分に
なんども涙が流れました。

わたしはあなたをすきでいます。
それだけは 忘れないでいてください。
たとえ わたしが忘れても、
わたしはあなたがいちばんすきです。

『これは脳内麻薬が分泌されることによる
             錯覚状態なのでしょうか』
『それとも、欠落したモノを補おうとする
             補完本能なのでしょうか』
『どちらにしてもこの感情にあてはまるコトバは
             今の社会に存在し得ないのです』

あなたがすきです。
そうとしか、わたしには言うことができません。
この感情をそれ以外の言葉で表わすすべをしらないから。
それ以上を望むことも、赦されないから。
「ずっと…」というのは束縛に他ならないから。
だから。
『だいすき』
なんどでも。
『すきだよ』
それだけを。
『すきだから』
言いつづけます。

ごめんね。
そこまでしかわたしには言えないのです。



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